RE:VENGAI分析・仕様書生成
ドキュメントのない・古くなったシステムに

既存ソフトの仕様を、
根拠付きで取り戻す。

RE:VENG は、既存のソフトや Web 画面を調べ、機能・画面遷移・入出力・処理ルールを日本語の仕様書にまとめるデスクトップソフトです。すべての記述に、コードの位置や画面の要素を指す根拠IDが付きます。

Windows 10 / 11(64ビット)・macOS(Apple Silicon) | 最新版 1.1.0

機能「CSV出力」の仕様と、根拠のコード行を並べて表示した画面
JavaScript・Electron・Web URL を解析 Word・PDF・Markdown で出力 AI なしでも根拠収集と整理が動作 解析は手元の PC で実行
EVIDENCE FIRST

「それっぽい仕様書」ではなく、
確かめられる仕様書を。

AI が書いた文章は、もっともらしくても正しいとは限りません。RE:VENG は、仕様書と AI 分析のすべての記述を 3 つの区分に分け、根拠のない断定を出力前の検査で取り除きます。

観測事実

原資料で直接確認できたこと

対象ファイルのコード行や画面の要素を根拠IDで示します。根拠IDを押すと、該当行をハイライトした原資料が開きます。

推定

根拠から導いたこと

推定の理由、ほかの解釈、追加で確認する方法を添えます。図では破線で描きます。

未確認

確認できなかったこと

空欄にしたり断定に置き換えたりせず、理由と追加調査の手順を残します。サーバー内部など範囲外のことも明記します。

FEATURES

調べる・読み解く・書き出すを、ひとつの画面で。

01 — 根拠付き仕様書

ボタンから保存処理まで、
処理の経路を自動で追跡

画面のボタンを手がかりに、関連するモジュール・IPC・関数へと調べを進めます。Electron では renderer → preload → IPC → main → ファイル書き込み、の境界をたどります。

  • 機能ごとに、操作・入力・出力・処理ルール・エラーを整理
  • 画面の左にプロジェクト、中央に仕様、右に根拠の原資料
  • 利用者の補正は解析結果と区別して、変更者と日時を記録
機能と仕様の画面
02 — AI 調査ループ

仮説を立て、確かめ、記録する

AI が「何を確かめるために、どのツールを呼んだか」を1ステップずつ記録しながら調べます。読み取り専用のツールだけを使い、同じ調べ方の繰り返しや、根拠が増えない状態を検出すると自動で保留します。

  • 最大ステップ数・時間・AI 利用量の上限で必ず止まる
  • 利用量と費用の目安を、調査中に表示
  • 中断しても、取得済みの根拠と暫定の仕様書を出力できる
AI 調査ループの記録画面
03 — 根拠Q&A

「CSV はどこに保存される?」
と聞くだけ

自然な文章で質問すると、コードの位置と根拠IDを添えて答えます。根拠が見つからない質問には「確認できなかった」と答え、必要な資料や追加調査を提案します。

  • 回答の文ごとに区分と根拠ID
  • 有用な回答は、プレビューを見てから仕様書へ反映
  • 解析対象の中に書かれた AI への指示には従いません
根拠Q&Aの画面
04 — 構造の図解

図のすべての要素が、根拠につながる

機能の処理経路図、画面遷移図、モジュール依存図、外部連携図を、根拠データから作ります。要素を押すと原資料が開き、推定でつないだ線は破線、未確認の部分は灰色で描きます。

  • 規模が大きい場合は、上位のまとまりから段階的に展開
  • Word・PDF には画像として埋め込み、要素と根拠IDの対応表を付けます
処理経路図の画面
05 — セキュリティ観点の分析

危険な設定や埋め込まれた秘密情報の
「候補」を一覧に

Electron の設定、preload で公開している関数、IPC の入力検証、API キーらしき文字列、依存ライブラリのライセンス、Web の CSP や Cookie の属性などを点検します。

  • 秘密情報は値を伏せ、位置と種類だけを表示
  • 依存一覧を CycloneDX 形式の SBOM で出力
  • 脆弱性データベースとの照合は、オンにしたときだけ実行
セキュリティ分析の画面
USE CASES

こんな場面で

情報システム部門、受託開発会社、SIer、IT コンサルタントの方に向けたソフトです。

レガシー刷新の事前調査

作り直す前に、現行システムの機能と業務ルールを洗い出す。

仕様書生成・再実装の見積り

引継ぎと属人化の解消

担当者の退職や委託先の撤退のあとで、仕様を把握する。

根拠Q&A・構造の図解

自社製品の文書整備

監査、顧客への提出、社内教育のための仕様書を作る。

仕様書生成・版差分の解説

導入・受入時の技術確認

許諾を得た範囲で、導入予定のソフトの構成と依存関係を確かめる。

セキュリティ観点の分析

相互運用の調査

自社システムと連携するために、入出力の形式や通信を確認する。

根拠Q&A・仕様書生成
HOW IT WORKS

使い方は 4 ステップ

  1. 対象を登録

    フォルダ・ASAR・URL を選び、調べたい機能と、対象に対する立場(自社開発・委託・利用許諾など)を入力します。

  2. 前提を確認

    形式と解析ツールを照合し、解析できる範囲と、追加で必要な資料を表示します。

  3. 解析と AI 調査

    手元の PC で静的解析を行い、AI が機能を整理して、観測事実と推定を分けた仕様を作ります。

  4. 確認して出力

    根拠を開いて確かめ、補正してから、仕様書と AI 分析レポートを書き出します。

Word(A4・日本語フォント)PDFMarkdownHTMLJSONCycloneDX SBOM文書パッケージ(ZIP)
TRUST

機密を扱うソフトだから、
送るもの・残すものを明確に。

解析は手元の PC で

静的解析はローカルで実行します。解析した資料と結果も、PC の中に保存します。

AI へ送る前に伏せる

送る内容は必要な根拠の抜粋に絞り、API キー・トークン・個人情報らしき値を伏せてから送ります。送信の記録はあとから確認できます。

APIキーは OS の資格情報ストアへ

Windows は資格情報マネージャー、macOS はキーチェーンに保存し、データベース・出力文書・ログには残しません。

費用の上限で必ず止まる

調査の種類ごとに AI 利用量の上限を設定でき、上限に達すると新しい AI 呼び出しを出しません。

権利の確認を記録

新規調査のたびに、対象に対する立場と利用規約の確認を記録し、仕様書の「調査対象と範囲」に記載します。

攻撃には使わせない

セキュリティ分析は点検のための「候補」の提示に限り、侵入や悪用の手順、攻撃コードは作りません。

REQUIREMENTS

動作環境と対応範囲

OSWindows 10 / 11(64ビット)、macOS(Apple Silicon)
追加のインストール不要(実行環境を同梱しています)。PDF 出力には Google Chrome または Microsoft Edge を使います
解析できる対象Web URL(表示画面・DOM・取得できる JavaScript・応答ヘッダー)、JavaScript のフォルダ、Electron アプリ(フォルダ・app.asar)、HAR(記録した通信)。画像・動画・説明資料は手動資料として登録できます
今後の対応Windows / macOS の実行ファイル、.NET、Android アプリなどの解析は拡張版で対応予定です
AIAnthropic の API キーを登録して使います(API キー持ち込み)。AI を使わなくても、根拠の収集・規則ベースの機能整理・図解・セキュリティ点検・文書出力は動作します
解析エンジン内蔵の JavaScript / Electron 解析に加え、オープンソースの REA を導入している場合は自動で接続します
FAQ

よくある質問

元のソースコードを復元するソフトですか?

いいえ。RE:VENG は、取得できた資料から「何がどう動くか」を根拠付きで記述するソフトです。元のソースコードを復元したものとしては扱いません。確認できない部分は未確認として残します。

どんなソフトでも解析してよいのですか?

解析できるのは、自社で開発したもの、権利を持つ委託開発のもの、利用許諾を得たものなど、利用者が解析する権利を持つ対象です。対象に対する権利と、利用規約が解析を禁止していないことの確認は利用者が行ってください。RE:VENG は新規調査のたびにその確認を記録します。

AI の費用はどれくらいかかりますか?

Anthropic の API の利用料が、お使いの API キーに対してかかります。参考として、小さな Electron アプリの 1 機能を AI で深掘りした例では約 5 万トークン(約 0.2 米ドル)、Q&A 1 問は 1〜2 万トークン程度でした。対象の規模で変わるため、上限を設定してお使いください。

AI を使わなくても使えますか?

使えます。根拠の収集、規則ベースの機能整理と処理経路の追跡、構造図、セキュリティ点検、仕様書の出力は AI なしで動作します。AI 調査ループと、文章で答える Q&A に API キーが必要です。

解析した資料は外部に送られますか?

静的解析は手元の PC で行います。AI を使う場合のみ、必要な根拠の抜粋を Anthropic の API に送ります。送る前に秘密情報・個人情報らしき値を伏せ、送信記録を残します(検出で秘密情報を完全に見つけられるとは限りません)。脆弱性データベースとの照合は、オンにしたときだけ行います。

Web サイトのサーバー内部の処理もわかりますか?

いいえ。Web URL の場合に調べられるのは、表示画面、DOM、取得できる JavaScript、応答ヘッダーなど、ブラウザーから見える範囲です。サーバー内部は対象外として明記し、推測で補いません。

まずは手元のソフトで試してみる

ダウンロードしてすぐ、AI なしでも根拠の収集と仕様書の出力を試せます。